豊胸をした後の話

では、実際に豊胸をした後の話をしてみたいと思います。豊胸をする前までは自分が豊胸をした後のことなんて想像することができませんでした。自分の胸が大きくなるというのはどういうことなのか、どんな感じの生活を送ることになるのかということもあまり実感が湧かなかったのです。もちろん、着る洋服だって違ってきます。そこからして大きく変わってくるのではないでしょうか。それまであまり意識しなかったようなことを意識するようにもなってきます。

豊胸をした後になって、なるほど、胸が大きくなるというのはこういうことなのか、ということがわかってきました。わたしは姉ほど身長があるわけではなかったので、それに合わせて胸の大きさも姉ほど大きくはありません。しかし、自分の身長に見合った胸の大きさを手に入れることができました。今までは視線を下に移しても、自分の胸の谷間をのぞき込むことはできませんでした。ところが、今では視線を下にちょっと移動させただけでも、胸のふくらみを感じることができるのです。

やはり豊胸をすることで、わたしの気持ちも少し変わってきました。周りの人たちからも言われることなのですが、姿勢がだいぶ良くなったようです。ぴんと胸を張って歩くことができるようになってきました。これは自分にとってもとても良いことなのではないかと思えるようになったのです。それまではあまり自分のスタイルに自信を持つことができなかったので、目立たないように、目立たないようにしていました。自然と猫背で歩くことも多かったでしょう。

ところが、豊胸をしたことで、自分に自信を持つことができるようになってきたのです。堂々と胸を張って歩けるようになりました。それが私の豊胸をした後の大きな変化でもあります。豊胸をして自分がこういう形で歩くことができるなんて思いにもよりませんでした。ただ外見的な部分が変わるだけなんじゃないか、という気持ちでいたのです。それも無理もないことでしょう。約20年近くわたしは自分の胸というものに対して自信を持つことができなかったわけですから。

それが豊胸をしたら、とたんに解消されたわけです。まずは外見的なことが変わったというのは自分にとってとても大きなことでした。手術が終わり、手術の跡もすっかり消えてから鏡の中に映った自分の姿を見たときの感動は言葉では表せないほどのものでした。

 

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